ブータン初の陸上競技全国大会
昨日、ブータン初の陸上競技全国大会が開催され、
100m,200m,400m,走幅跳,4×100mリレーのチャンピオンが決定。
会場は大いに盛り上がった。
写真は100m決勝。
中央が優勝したタシ・デンドゥップ。
走幅跳,リレーも優勝し3冠に輝いた。
これまでブータンには高校生レベルまでの大会しかなく、
アスリートたちは目標を見失い、競技を続けることができなかった。いい選手がいてもその才能を伸ばす環境・チャンスがなかったのだ。
今回、BOC(ブータンオリンピック委員会)、BAAF(ブータン陸上競技協会)、埼玉県寄居町、一般社団法人アスリートソサエティの共同開催で初の全国大会が開催され、全国から多くの選手達が参加した。
アスリートたちは水を得た魚のように生き生きとし、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。
彼らの姿をみて、改めて陸上競技っていいな〜と感じた。
ぼく個人としては、10年以上前からブータン陸上競技協会に出入りし、指導にも関わらせてもらった。
まだ陸上競技もなかった、いい選手もいなかった当時のことを考えるとこの発展は非常に感慨深い。
今回の大会を企画した、埼玉県寄居町、一般社団法人アスリートソサエティの活動に対して非常に感銘を受けたし、この活動に関われることが非常に嬉しい。
これからもぼくができる範囲で関われたらと思う。